欲張りな店。

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どっちかというと、あきらめが悪いタイプです。

誰もが当たり前のこととして、あきらめてしまっていることが、けっこう気になります。ここがこうだったらもっと楽しくなるのに、とか、あそこにあれがあればもっと快適なのに、とか。過去を振り返るときに“たら”と“れば”は禁物だと言いますが、この店はこれから、自分が作る店なので、自分ならこうするのに、とか、あそこがこうだったらいいのに、というのを、みんなまとめてやっちゃえばいいわけです。

だからこのお店は、かなり欲張りな店になると思います。ワタシの“たら”と“れば”は、やたらいっぱいあるからです。これがつまり、ひとつ前のエントリーにも書いた“徹底的にワガママを追求したい“ってヤツなのです。

音楽のことや、その楽しみ方のこと。お客さまとワタシ、お店のスタッフ、そしてお客さま同士のコミュニケーションのこと。全体のインテリアやテーブルやイス、そして調度などの、お店の雰囲気や居心地のこと。そして料理やお酒のこと。さらに、料金のことや営業時間のこと。

さらに“たら”と“れば”には、音楽や料理や飲み物を楽しめる飲食店として、音楽や料理や飲み物、さらにインテリアやコミュニケーションについて、当たり前のこととしてできなければいけないことと、実現するのはかなり難しいけど頑張らなきゃいけないこと、さらに、できるかどうかわからないけど、こうありたいという理想として掲げておきたいことなどもあります。

ただし“たら”と“れば”には、相反する要素もあります。一番わかりやすい例は、お客さまからしたらサービスの値段は安いほどいいけれど、安すぎて店がつぶれちゃったらサービスが提供できなくなる、というものです。また、24時間365日、お客さまの来店に対応できればステキかもしれませんが、そうしたら数日でワタシが壊れ、やっぱりサービスが提供できなくなってしまう……。それだと、お客さまも困るでしょ。え、困らない? ワタシは、間違いなく困ります。ワタシがこのお店で追求したいワガママは、ワタシのワガママをお客さまにガマンさせる、ということではありませんが、お客さまのワガママをワタシがガマンすることでもないのです。

では、ワタシがこの店で満足させたいワガママとは? 引き続き、そんなこんなを書いてみたいと思います。きっと、かなり長くなるかもしれませんが、よろしければお付き合いください。